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index〈STORY〉


狂騎の殺人鬼
悪魔の末裔
左目特異者
血流反転
十二教団
制定協会
二重特異者
二千年事件










                   

〈STORY〉

幼い頃、伊南桐人は鳩条翠璃の危険視によって特異を封じられた。



――夏休みも終わり、二学期が始まっていた。
僕はどこにでもいる普通の学生で、なにも不思議なことはない。
その日もうんざりしながら退屈な学校へ行って、授業を受ける。詰まらなくて吐き気さえも覚えてしまう。もっと楽しいことはないのかな、と探しても見付からない。
だけど。

「――――かな?」

そいつを。悪魔を見たんだ。
血に濡れて、手には十字架を持っていて。その向こうには、誰かの死体があって。
これが夢ならって願った。なのに現実だ。

「――わたしが人を殺したって、誰にも言わない?」

でも、包み隠さず言ってしまえば。僕は、その可憐な表情に心を奪われていた。






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